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「トランスパーソナル心理学」

 

 

bluebird.jpgトランスパーソナル心理学の創始者、心理学者のマズローは、人間の欲求の6段階目には「自己超越欲求」が存在すると提唱しています。

 

欲求の第一段階は最も基本的で強い「生理的欲求」。人は食物、水、空気、庇護、睡眠、性、等がなければ生きていけない。人は極限状態に置かれると、より基本的な欲求の方が強くなります。

 

生理的欲求が満たされると次にくるのが、欲求の第二段階「安全への欲求」。安全、安定、依存、保護、恐怖、不安、混乱からの自由、秩序などへの欲求が現れます。

 

そして次は「所属と愛の欲求」第三段階の欲求です。生理的欲求と安全への欲求が満たされると、それがあたりまえになって、むしろとるに足らないつまらないことのように感じられ、所属と愛こそが切実な問題だと感じられるようになるようです。

 

生理的健康にビタミンやミネラルが不可欠であるように、精神的健康には愛が基本的、不可欠であることは臨床心理学的では常識になっています。これら欲求には階層性が見られますが、それぞれ皆心身の健康にとっては必要不可欠な欲求なのでしょう。

 

震災後、離婚するカップル、結婚するカップルが増えているとききます。普段愛情がなくてもなんとなく暮らせていたカップルが、震災により生存本能を活性化され、化けの皮が剥がれたパートナーの反応に幻滅し、安全、安定欲求すら裏切られた気になり、離婚にいたるのかもしれません。ようするに人生を共にする意味がなくなるのかな。その反対に、愛の絆を深め結婚するカップルがいるというのもよく分かります。

重病を経験した人が、離婚か愛を深めるか二手に分かれる、というのも同じ心理かもしれませんね。

 

そしてマズローの欲求の第四段階は、自尊心、尊敬されることへの「承認欲求」です。

しかし、承認を受けても、自尊心を持てても、人から尊敬されるようになっても、なお満たされない欲求として、マズローは第五段階に「自己実現の欲求」が存在すると考えました。人間には、自分にしかできない固有な生き方をしたい、自分の可能性を最大限に実現したいという欲求があり、諸欲求がすべて満たされたとしても、個人が自分にふさわしいと思われることをしていなければ、すぐに新しい不満や不安が起こってくる。人が究極的に平静であろうとするならば、音楽家は音楽を作り、画家は絵を描き、詩人は詩を書いていなければならない、と言っています。

 

そしてマズローの後の研究では、人間は自己実現でもまだ満足せず、さらに「自己超越欲求」という人間の最高の欲求が存在するとしました。

欲求の充足は人間性の成長を促進する、つまり健康なパーソナリティーを作る、というのです。

 

私は日本からアメリカ・カリフォルニア(まさにトランスパーソナル心理学発祥の地)へ移住したころ(20代)、こういった自己探求に、人生のほとんどの時間を費やしました。今思うと、それに没頭する時間を与えられたということは、神からの恩寵だったと真に思えます。

当時はそういった心理学があることすら知らなかったので、西洋の心理学の本を読みながら、また東洋のインドヨーガに傾倒し、瞑想にふける毎日でした(瞑想の合間に子育て^^;)。

こうして潜在意識からの自然な欲求に従い、私はマズローのいう「自己超越欲求」を満たすために、今こうしてヒプノセラピストとしての道を歩んでいるのかもしれないな、と思うのです。

 

 

 

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