Masumi's Blog
HOME  > Masumi's Blog > 子どもの話
「子育てに影響を与えるインナーチャイルド」

個人セッションをしているとても不思議なのは、午前と午後のクライアントさんが、なぜだか似通ったテーマをお持ちの方がいらっしゃる事が少なくありません。前日のセッションでは、午前中はお子様を妊娠中死産で亡くされたお母様。午後は現在妊娠中のお母様。どちらもご自身のお母様とのぬぐい去れない確執をお持ちでした。

 

お子様を亡くされたお母様は、昇天したお子様の役割として、お母さんが抑圧し続けてきたものを解放するためにあったようです。感じないようにしていた部分を、この深い悲しみの経験によって刺激することで、本来の調和された自己へと戻すためだったようです。

 

妊娠中のお母様は、今抱えているご自身の抑圧された感情から退行していくと胎児期に入って行き、お母さんのお腹にいる時に感じたお母さんの深い悲しみが、そのまま胎児の自分に深く刻まれてしまっていたのです。

 

御二方とも、胎児~幼少のころから、お母さんに迷惑をかけない良い子でいよう、お母さんの役に立ちたい、そしてお母様に認められたいという気持ちで、一生懸命に頑張って頑張って、自分を抑えて生きてきました。けれどもヒプノセラピーの退行療法によって、お母様との真の愛の絆を確認し、愛の交流を行い、未解決で終わっていたドラマを完結し、呪縛から解放されて調和された本来の自由なご自身に戻って行かれました。

 

出産前にインナーチャイルドを癒しておくことはとても大切です。代々連鎖してきた歪んだ母子関係、親子関係を、今の代でストップさせて、潜在意識から誠実に向き合える調和された新しく素晴らしい親子関係を築いていきましょう!

posted by masumi /日本ヒプノ赤ちゃん協会,日本ヒプノ赤ちゃん協会comment(0)

「横浜シュタイナー学園オープンデー6月12日(日)」
 

横浜シュタイナー学園オープンデー6月12日(日)11:00~14:00

横浜シュタイナー学園は開校7年目を迎え、十日市場の新校舎もでき、子どもたちはのびのびと美しい世界で創造的な毎日を過ごしています。

そのシュタイナー教育の在り方を見学するチャンスです。ぜひ多くの方にお越しいただきたいと思っております。

オープンデーのご案内はこちらhttp://yokohama-steiner.com/ysgwp/archives/724

syu1.jpg

syu2.jpg

【シュタイナー教育とは】

20世紀初頭の哲学者ルドルフ・シュタイナーは、その教育理論の中で「教育は芸術にまで高められるべきだ」と語っています。教育とは単なる知識の伝達や技術の開発を指すのではなく、人間の本質を理解しよう探求し、刻々と変化し成長するこどもひとりひとりの全存在を見つめながら子供と教師の一期一会の関係を作り上げていくことであるという高い理想がシュタイナー教育の根本にあります。

人間の成長を語るときに必要不可欠な心と体のバランス、呼吸のリズム、気質、意思・感情・思考の発達などあらゆる側面から子供を観察し、ふさわしい時期にもっともふさわしい方法で授業を展開するためにシュタイナー教育はそれぞれの年齢にあわせた教育課題を持っています。

  • 0~7歳 ・・ 意思の教育(体の基礎を作る時期)
  • 7~14歳 ・・ 感情の教育(感情を豊かに育む時期)
  • 14~21歳 ・・ 思考の教育(抽象的・論理的思考を養う時期)

年齢によって、意思・感情・思考に働きかけていくことによって、子供たちはそれぞれの方法で「他者に依存せず、自立した判断ができ、物事を深いところで体験し、創造的に行動する人間」へと成長していきます。

ルドルフ・シュタイナー(1861~1925)によって提唱されたシュタイナー教育は、子どもが意志、感情、思考において調和のとれた人間として成長することを目的とし、そのために、人間の心身の発達段階に応じた独自の教育を行っています。

シュタイナー教育では、7歳から15歳までを、豊かな感情を育む時期と捉えています。この時期の子どもたちは、単に知識を詰め込まれ、他人と比べられる中で勉強するのではなく、芸術的な教授法を通して「世界は美しい」という感動と喜びをもって学ぶことが大切です。こうした学びの積み重ねが、社会に出たときに、また生涯にわたって自ら学んでいこうとする力の基礎となっていきます。

~芸術的な教授法を通して、生き生きとした授業づくりを真摯に目指し、共同体を通して、子どもたちのためのよりよい学びの場を創っていくこと~ それが、新しい教育を担っていくわたしたちの課題です。

「子どもたちを、肉体の面では健康で強壮な人間、心の面では自由な人間、精神の面では明晰な人間にすることがこの教育の目指すところである。」R.シュタイナー

ページトップへ

posted by masumi /子どもの話comment(0)

「ヒアアフター」

3557180[1].jpg

今日は長男の中学校の卒業式でした。3年間あっという間。入学当時はブカブカだった制服も、卒業時にはツンツルテン。卒業証書を授与される子どもたちを遠目で眺めながら、今この瞬間は未来でも過去でもなく、また未来であり過去であり、ただ通過するゼロの状態なのよね~と考えていました。数分前の自分が向かった未来は、すぐに辿り着き過去へと流れていく。

これから先、子どもたちはどんな未来を思い描いていくのだろう。

卒業式から帰宅して、映画好きの長男が、クリントイーストウッド監督作品『ヒアアフター』が見たいと言うので、卒業の思い出に二人で観に行った。死に直面した3人の主人公が"生きる"歓びを見つけて行く物語。人は死んだらどうなるのか?その先はあるのか?

ヒプノセラピーの中でも、悲嘆療法(グリーフヒプノセラピー)というものがある。肉体は死んでも魂は存在し続ける。大切な人を亡くした後、どう生きてゆけばいいのか。悲しみに暮れ、時を止めてしまった方にとって、魂との対話は勇気づけられ、永遠の愛に触れ、生かされている今を歓びから生きられるようになる。

『ヒアアフター』の中で、主人公の一人、ジャーナリストの女性は、自らが体験した臨死体験の本を書き出す。誰も触れようとしない死後の世界を告白し、仕事を失い偏見に傷つく。

その昔、24歳の頃私はハワイで初めて「前世療法」を体験した。魂が震える体験に、帰国後仕事仲間や友人たちになりふり構わず体験話をシェアーした。そしてすぐに、「ますみちゃん、おかしくなっちゃったね」と噂された。私はショックだった。こんなにも素晴らしい体験を、人生観が180度変わるほどの体験を、純粋に皆に知ってもらいたかっただけなのに。その行動が波紋を呼んだのだ。それまで信頼していた人たちが、私をクレイジー扱いした。私がもうそこに居場所がなくなり始めていることは、直感で感じていた。前世を体験すると、地位や名誉や、自分を満たすだけの成功には興味がなくなってしまう。真実を生きたくなるのだ。嘘のない私の真実を。そして、今に至る。

今晩の夕食は、イタリアンレストランで小さなお祝いをした。子どもたちと将来の事を語り合った。4月からシュタイナー学園の8年生になる次男は、高校の進路を気にしている。「ハワイのシュタイナー学園へ行く道もあるからね」と私が言うと、「そっかー!じゃあちょっと未来見てみる」と言ってフォークを置き、賑やかなレストランの中いきなり目をつぶり、イメージの世界へと入って行った。彼は目をつぶっただけで、未来へも過去へも飛んでいけるタイムマシーンボーイなのである。2分ほどして彼は目を開け帰ってきた。「う~ん、僕それもできる。けどいろんな未来がある」。

彼はハワイでホームステーしながら暮らすビジョンを見てきたのだろう。彼はそれが可能だと確信した。けれど、未来には沢山の可能性があることも知ってるのだろう。未来は今この瞬間のゼロの時点の中に、無限に広がる。

過去にも、未来にも、魂は永遠という今ここに存在する。

posted by masumi /子どもの話comment(1)

「続・タイムマシーンに乗って」

子どもの催眠療法は導入がとても短くてすみます。彼らは普段からイマジネーションの世界で遊んでいるから。特に9歳以下の子供の場合、まだ顕在意識と顕在意識の間にあるクリティカルファクターという膜が出来上がっていないためです。

 

うちの次男アキトは12歳になりますが、この世に生まれて来る前に、ある年齢が来ても感覚的なことや創造性に対し扉を閉じないよう、神さまと約束をしてきたのか?素直な性格も相まってとても催眠感受性の高い子どもです。

 

前に彼が突然訴えてきた、「タイムマシーンに乗って、小さい頃の自分を助けたい」という話の続きです。http://hypnowoman.jp/blog/2010/07/post_56.html#comment小学校に入っても言葉がうまく話せないアキトは、毎日のように先生に叱られ、悲しみと悔しさをインナーチャイルドが抱え込んだままになっていました。その小さなアキトを救いたい、と本人が言うので、私は彼を催眠誘導し、潜在意識の中で小さなアキトを救うお手伝いをしました。自分を救う一番の味方であり助っ人は自分自身です。大仰なことを言えば救世主すら自分の中に存在すると私は思っています。

 

3-10-04.jpg 

まず簡単なリラクセーションで全身を弛緩させて、催眠に入りました。そして最初に入った場面は、馴染みの深い当時住んでいたハワイの家の中です。庭のパームトゥリーが甘い風に揺れてかさかさと音を立てているのが聞こえます。リビングのひんやりとした石でできた白いタイルの上に立っています。バックヤードのプールは光に照らされてキラキラ光っています。

そして次の場面で、朝を迎えました。いつものように朝食をとり、送迎の車に乗って学校に着きました。

「学校に着くと何が見える?

「子どもがいっぱいいる」

「アキトの教室はどっちに歩いていくの?

「あっち、真っ直ぐ」

そして教室の中に入ります。

「教室の中に入って、今どんな気分?

「べつに、ふつう、いつもと同じ」

「じゃあね、今から3つ数えたら、アキトがこの教室の中で悔しい思いをした場面に入るよ。3・・・2・・・1・・・(十分な間をとって)・・・アキト、いまそこで何が起きているの?」

通常ここで、そこで体験している感情を解放していくための次の展開を私が誘導していくのですが、彼の場合は私の誘導前に困惑した小さなアキトを助け始めていました。

「いま、僕が(大きなアキト)小さなアキトの中に入って、一緒に勉強を手伝ってあげてる。英語も教えてあげた。友達もいっぱいできた。それをミセス・ブクラウに見せてる」

「そんなアキトを見て、ミセス・ブクラウは、今どんな表情をしているかな?」

「ハッピー」

「そっかー。ハッピーな先生を見て、アキトはどう感じている?」

「よかった」

「アキト、小さなアキトは、今まで悔しい思いをしてきたよね。その気持ち、アキトが当時言えなかった本当の気持ちを、先生に今言っていいよ。先生になんて言いたい?」

「べつに・・・」

 

彼はまだ子どもです。大人に頼らなければ生きていけない弱い存在です。大人と子供の癒しの段階はきっと違うのでしょう。年相応の癒され方があるのだと思います。

小さい頃アキトは、先生が自分を叱るのは「僕が悪い子だから」だと自分を責めていました。幼い子どもの思考はとても単純にできています。なぜ今叱られているか?ということを、状況を洞察し、理路整然と納得できるわけではないのです。怯えた状態は大人でも混乱を作りだします。混乱の隙間に暗示を与えればそれが洗脳となります。混乱の後に与えられた暗黙のメッセージが、「自分は悪い子である」であったアキトにとって、どれほど悲しいことだったでしょうか。彼はとにかく先生から与えられたセルフイメージ「悪い子」から脱却したかったのでしょう。そしてその方法として、先生の笑顔の獲得は不可欠だったのです。笑って褒めてほしかったのです。

 

母であり誘導しているセラピストの私は、もどかしさを感じました。大人であればここで、「ありのままの自分を認めて欲しかった」という思いで、悔しさや悲しみを相手に感情諸共ぶちまけることができるのです。

けれど今のアキトは、先生の笑顔が先決だったのです。今回のセッションでは、先生に抱擁してもらい、その場面を終えることにしました。いずれまた時が来た時に、「ありのままで良いんだ」と納得できるイメージを見ていくセッションを行いたいと思います。

 

ここで催眠を解こうと思っていたら、アキトは勝手に次の場面にとんでいました。引っ越しをする時のようでした。学校の皆がお別れの挨拶をしていると言います。当時母である私は一足先に日本へ来て、新居の準備や新しい学校の手続きに追われていました。だから息子たちがハワイの学校で、友達とどんなお別れをしてきたのかは見ていなかったのです。

場面では、友達に囲まれて皆と握手をしているところだと言います。友達の顔を見て、アトキは顔を赤らめ泣きそうになっていました。小さなアキトは、大好きなハワイのすべてとお別れをする悲しみを必死にこらえていました。

そんな震える思いの小さなアキトに、大きなアキトは、日本での未来の生活を見せてやったというのです。この展開も早い!私の誘導前に、自分で自分の気持ちを落ち着かせ、解放するにはどうすればいいのか、彼は既に必要なことをやってのけていました。とても真似できない発想の転換で、彼の癒し力に感心しました。確かにこの時抱えていた不安が、何が起こるか分からない未来に対するものだとすると、小さなアキトを安心させるには、未来の楽しい場面を見せてあげるのが一番のはずです。「日本に行ったら、こんなに楽しい事が待ってるよ!」と、日本で体験している楽しい場面へいくつか連れて行き、見せてあげたと言うのです。

ここでまた驚いたのは、そのイメージ体験をものの1,2秒の間にすませてしまったことです。催眠状態では時間の歪曲がおこります。30分が5分に感じたり。けれどこういった催眠状態下でも数分かかりそうなイメージ体験が、数秒で消化できてしまったことは驚異でした。

ともかく、大きなアキトに日本での楽しい生活を見せてもらった小さなアキトは、安心したようでした。ハワイを去ってもまた楽しいことが待っている、だから大丈夫。気持ちよく希望を持って、日本へ旅立つ決心がついたようでした。

 

日本への帰国は、色々とあった中で、最終的に私の乳がんがきっかけでした。小さな子どもたちは、かさぶたをはぎとられるような痛みを感じていたに違いありません。いま彼らを癒すことが、私の癒しにも繋がっています。

 

 

 

posted by masumi /ヒプノセラピー体験談,ヒプノセラピー体験談comment(0)

「シンプルな生活」

ある日、ヒプノセラピーのワークショップを終えて家に帰ると、私はとにかく家の中を掃除したくて仕方がなくなりました。古いのをどんどん捨てて、ゴミ袋は4つにも5つにもなりました。その晩、食卓を囲みながら子どもたちに、「なんだかマミーはもっともっとシンプルな生活がしたいな~」と言うと、長男に「マミーは物をもっと大事にした方がいいよ、すぐに捨てちゃうんだから」と、過去黙って彼のおもちゃを捨ててしまった恨みか、そう言われてれしまいました。するとそこで次男が、突然学校で学んだゲーテの詩を朗読しはじめました。

「広い世界、果てしない人生、幾年もかけ、誠実に励みながら、たゆまなく手さぐりし、たゆまなく求める時、閉じることなく、次から次に作られる環。古いものを大切に守り、新しいものを心からむかえたまえ。明るい心、清らかな目的を持ちたまへ。さあ、わずかなりとも進みゆくのだ!」。

なんだかこの会話、噛み合っているのか噛み合っていないのかよく分からないけれど、後生大事に抱えている埃のかぶった押入れの荷物は、心の重石になっているのは確かだと思うのです。

 

本日は名古屋出張から帰ってきました。最近週末になると地方へ出かけているような気がします。今回の名古屋はワークショップと中京TVの「PS」という番組のゲストでロケをしてきました。

ここ数日風邪の影響で息苦しく体調を崩しているのですが、そんな中、今朝ロケの前に、衣装に着替え、シューズケースからサンダルを取り出そうと蓋を開けると、なななんと!中からびよよよ~ん♪と菅原文太さんの切り抜きが飛び出してくるではあ~りませんか(@_@) 子どもたちのいたずらです。私が出張支度をしている時、私の旅行ケース付近で何やら兄弟でキャッキャはしゃいでいたと思いきや。すると次から次へと出てくる出てくる、おじさんたちの切り抜きが。ポーチには江原さん。サングラスケースにはプロレスラー。なんだか、体調の悪さも忘れるほど一人ホテルで爆笑してしまいました。いつもお茶目ないたずらで笑わせてくれる愉快な息子たちに感謝LOVE

abunta.jpg aahara.jpg

posted by masumi /子どもの話comment(4)

「タイムマシーンに乗って」

「ね~マミー、ぼくタイムマシーンに乗って2002年のアキト(過去の自分)を助けたいんだ・・・」

数日前、寝しなに次男・照土アキトがこんなことを言ってきました。「どうして?」と聞くと、当時ハワイの小学校で、悔しい思いをたくさんしたことを話してくれました。そして、小2の頃の担任の先生だったミセス・ブクラウに、「今のアキトは、こんなにも色んなことができるようになったぞ!というところを見せてやりたいんだ」と言いました。

Kailuaaki1.JPGアキトは小学校に上がるまで、ほとんど言葉による意思疎通ができませんでした。アインシュタインも7歳まで話さなかったと言われています。うちの子がアインシュタインと同じように天才というわけではありませんが(^_^;)そういった特徴を持って生まれてきているのです。

ロスで生まれ小学2年生までの4年間をハワイで過ごしたアキトは、イマジネーションが豊かで、どんな遊びの中にも独創性があり、彼の頭の中はアイディアの宝庫です、いまでも。

幼い頃は今以上に空想の中を漂っていました。シュタイナー教育では、子どもは7歳までは夢の中にいる、といわれているので、強い刺激を与えないように気を使います。日本へ来てからアキトはシュタイナー教育を受けることになりましたが、ハワイの片田舎の公立校では、子どもの精神性や霊性に対する配慮はまったくありません。日本でもそうですね。

授業中、ぽ~っと宙を見つめながら、空想の中を漂う彼の目の前で、担任の先生は手をパンパンと大きく叩きながら、"focus!!"と厳しくしかったのでした。来る日も来る日も。次第に彼は、毎日泣きべそをかきながら学校から帰ってくるようになりました。理由を聞くと、

"Teacher hate me" "I am bad boy"

と言うのです。私の胸は張り裂けそうになりました(っていうか張り裂けました)。「あなたは悪い子なんかじゃないよ。先生はあなたを嫌っているわけでもないよ」。言葉でそう説明しても、彼の心(幼い子どもの潜在意識)に刻まれた傷は、癒えるものではありません。私はすぐに担任の先生にアキトの状態を説明し、間違ったやり方を厳しく指摘しました。その後先生は謝罪し態度を変え、アキトには補助の先生を時々つけてもらうことになったのです。(その辺のアメリカの対応は敏速)

幼い子どもの指導の仕方を間違えると、子どもは十分な理解がないまま、自分を責めるだけになってしまいます。自尊心は傷つき、次第に自分は他と比べて劣っている、価値のない人間なんだ、という暗示を植え込まれてしまいます。

日本へ来てシュタイナー学園に通いだしてからは、アキトは得体の知れない学校に対する不安感や、劣等感が次第に薄れていきました。そして学校が大好きになりました。毎日学校へ行くのが楽しみになりました。本当に救われた思いがしました。

Kailuaaki2.JPGそして帰国後5年が経とうしているいまになって、アキトはハワイの小学校低学年当時の自分について、客観的に振り返る事ができるようになったのです。彼の潜在意識の中に植え込まれたままになっていたネガティブな思いを、早く解放したくなったのでしょう。

その方法として彼が思いついたのが、タイムマシーンに乗って過去へ戻り、小さな自分を助けたい!というものでした。小さな自分に寄り添いながら勉強を教え、代わりに先生の質問に堂々と答え発言したいと言うのです。

私は驚きました。それはまさにヒプノセラピーで潜在意識下に入り過去へ退行し、小さなインナーチャイルドを助けるレスキューセッションと同じ方法論だからです。

「アキト、素晴らしいアイディアだね!それできるよ」

「えっ?!ほんと?でもどこにタイムマシーンがあるんだよ?!」

「あ~くんの頭の中だよ。ヒプノセラピーで過去へ戻って、小さなあ~くんを助けることができるんだよ」

私がそう言うと、彼の目は輝きました。人間の脳には、現実に起こったこととイメージの中で体験したことの区別がありません。ですから深い催眠状態に入り、過去へ遡り、潜在意識に植え込まれているネガティブな体験を、イメージの中で書き換えることができるのです。消化しきれなかった思いを相手に吐き出し、対話を繰り返しながら和解し、自分は出来る!克服できる!問題を解決する力がある!というポジティブな暗示を与えていきます。

我が子ながら、"タイムマシーンに乗って自分を助ける"なんてアイディアが浮かぶなんて、天才だな~と感心した出来事でした。遠慮なく、私は自分の子どもが天才だと言うことができます。そしてすべての子どもが天才だということも知っています。その子その子の感性の芽を、摘んでしまわないように、大人が学ばなければならないことはたくさんあるはずです。

              今のアキト↓

IMG0582.JPG*************************************

<インフォメーション>

●日本ヒプノ赤ちゃん協会認定(JHAI:Japan HypnoAkachan Institute)

「ヒプノ赤ちゃん」プラクティショナー第一期生養成講座(5日間)

 

http://www.hypnowoman.jp/topics/2010/07/jhbijapan_hypno_baby_institute.html

※そろそろ定員を満たしますので、ご希望の方はお早めにお申し込みください。

 

●ヒプノセラピーワークショップin横浜

 ~内なる女神性を輝かせえるワーク~ 

 8月8日(日)正午12:00~午後15:00

 十日市場地区センター 和室A&B 

 (詳細)http://www.hypnowoman.jp/news/2010/07/innew_1.html

 ※申し込み開始しました

 

 

 

 ************************************

 

posted by masumi /子どもの話comment(2)

「自転車くんさようなら、そしてありがとう」

次男は明日、学籍を置く小学校の卒業証書を受け取りに行く。通っている横浜シュタイナー学園は1年から9年生までの一貫教育なので、6年生の卒業はない。

公立校までの道に、最近大きな自転車屋さんができた。4年前日本へ来た時に購入した自転車は、もうすっかり彼の体には小さすぎる。

アメリカでは子ども同士が自由に外をぶらつくことはできない。日本へ来たばかりの頃、息子たちは軽いカルチャーショックを受けたようだ。子どもが子ども同士で、自転車に乗って公園へ遊びに行く。

はじめの頃は、チワワのチチを100メートル先の公園まで散歩に出かけるのがせいぜいであった。それでも冒険だったことだろう。そのうち近所に友達もできて、自転車を購入した。

彼らの世界は一気に広がった。あっちの公園、こっちの公園、う~んと遠いログハウスなんかへも出かけていった。時にはおにぎりを持って、遅くまで帰ってこないこともあった。そんな時は慣れない私もひやひやしたものだ。

思い出の詰まった自転車。一緒に冒険した自転車。ハワイから日本へ引っ越してきて、言葉もろくに喋れないのにそれでも一生懸命に学校に通い、いろんな思いを克服してきたに違いない。失意を味わったに違いない。

そんな子どもの思いまで一緒に乗せ、せっせと冒険のお手伝いをしてくれた自転車くん。

明日の卒業記念に自転車を買ってあげると、前々から約束していた。

そして今日、次男は何を思ったのか急に、

「ぼく自転車を公園に連れてってあげる。そこでちゃんとお別れしてくる」

一緒によくいった公園を全部回ってくると言うのだ。そして出掛けてから1時間以上が経って帰ってきた。自転車くんとしっかりお別れをしてきたらしい。

明日は新しい自転車を買う。次の自転車くんは、これから彼のどんな思いを乗せて走ってくれるのだろう。

 

posted by masumi /子どもの話comment(5)

「ぼくの夢」

 

aKokisky.jpg「マミー今朝俺夢見た」

パソコンに向かう私のそばへ来て、もうすぐ14歳になる長男がおもむろに話しかけてきた。

「へーどんな夢?」

「誰かに、貴方の夢はなに?って聞かれて、そしたら目の前に看板がドーンって落ちてきて、そこに『映画作り』って書いてあったんだ」

「ワオーすごい!そういうのを啓示っていうか、ハイヤーセルフからのメッセージっていうんだよ。洸ちゃんの人生がはじまったね!」

と私は喜んだ。受け身の子供時代から。自分の夢が何で、自分は何をして生きていきたいか、自分で人生をクリエイトしていく人生のはじまり。

「スピリチュアルな人生を歩む時、こういったメッセージをしっかり受け取るのよ」

嬉しそうにうなずく息子。

彼はここのところ1か月程学校を休んでいた。はじまりは新型インフルエンザの学級閉鎖で1週間。その後、次男から新型インフルエンザをもらい10日間お休み。ようやく回復して登校するもすぐに部活で両足を痛め、全く歩けないほどの状態になってしまった。そういう時に限って、私は米国催眠士協会(NGH)のインストラクターコースの講習で1週間朝から晩までみっちりスクール。神様の意図通り送迎もできず、その間息子は家の中で赤ん坊のようにハイハイしながら一人で過ごしていた。それで1週間また学校を休むことになり、結局約1カ月学校を休まざる得ない状況になったのだ。

その1ヵ月間、とても良い時間だった。どうして学校へ行けない状況を神様は作ってくださっているのか?私と息子といろいろ話をする時間が持てた。そこから受け取れるメッセージは明らかだ。スピリットは休ませたがっている。休ませるからには意味がある。何の為にこの時間があるのか。

「催眠に入って潜在意識にあるその理由が知りたい」と息子が言ってきたので、私は息子にソマティックヒーリングをやってみた。ところがはじめのリラクセーションの催眠誘導の段階で、す~す~寝息を立てて寝てしまったのだ。だからそのまま寝かせてあげた。

彼のスピリットはとにかく休みを必要としていた。心身ともに休息を与え、その間に何をすべきか・・・それは内観だった。人は歩みを止めた時にはじめて自分が見えてくる。

今時の中学生はとにかく無駄に忙しすぎる。未来ビジョンもないまま、それを思い描く余裕すら与えられない学校生活の中で、ただただ急き立てられるように毎日をいっぱいいっぱいに過ごしている。いったいどんな人間を創りたいのか?疑問だらけ。

大切なことは学校のルールに従うばかりではない。スピリットからのメッセージをちゃんと感受できる人間を育てていくこと。

「スピリットに従うことを恐れてはいけない」と私は彼に言った。そして「学校を休んでしまっていることになにも罪悪感を感じることはないよ、ただ、ちゃんとメッセージを受け取りなさい」と助言した。

中学2年生は進路に悩む時である。高校はどこへ行けばいいのか?どこがふさわしいのか?ビジョンがなければ歩むべき道を選ぶことだって困難で、不安感だけが募っていく。

そんな時は、遠くを見すぎないことだ。今、何に興味があるのか、そこから見ていけばいい。本当に求めている人間関係は?本当に求めている学校生活は?本当にやりたいことは何か?それを一つ一つ確認していけばいい。その一歩一歩を歩むことで、明確な未来ビジョンが突如として人生にあらわれてくるものだ。

そんな話をした数日後、息子は啓示の夢を見たのだった。彼自身が、本当の自分に意識が向き始めたのだろう。

新型インフルエンザも足の痛みも、すべては彼自身のために起こったこと。受け取り方である。インフルエンザもスピリットが意図的に引き寄せたこと。ウィルスを体内に取り込んだ。

すべては彼の目(霊眼・直感)を開けて、新たなる人生にフォーカスさせるために起こった出来事であった。

「インフルエンザちゃん、足の痛みちゃん、ありがとう、だね」

そう言うと彼は嬉しそうに深くうなずいた。

 

 

 

 

 

 

posted by masumi /子どもの話comment(7)

「ライヤーと満月」

akito.JPG習いだして1年が経ったかもしれない。月に2回葉山まで通っているライヤーのレッスン。やっとドイツからライヤーが届いた。http://www.leier-gundolf.de/

ライヤーはシュタイナー教育で用いられるものでもありますが、一般的には『千と千尋の神隠し』でライヤーという楽器の存在を知った人も多いのではないでしょうか。20世紀初頭の1920年代にドイツで生まれた新しい竪琴。本来は古代ギリシャの竪琴です。

胸においてひくので、その繊細な癒しの振動がダイレクトにハートに響きます。ADHD(注意欠陥多動性障害)や学習障害(LD)などの個性を持った子どもたちにとてもいいそうです。私自身にもとってもいいようです。夜静かな家の中でポロンポロンと弦を触ると、いつの間にか時間を忘れて音の中に溶け込んでいきます。

 

今日は満月ですね。けれど昨夜のお月さまも真ん丸で美しかった。お買物の帰り道、次男・照土(アキト)が空を見上げてこう言いました。

A「月を食べるとどんな味がする?」

M「う~ん、そうだなー?」

A「チーズの味かなー?」

M「赤ちゃんが食べる薄甘いせんべいの味!」

A「パンケーキ!メープルシロップもかけるんだ。(しばし目をつぶって)う~ん、美味しい!」

本当においしそうな満月ですよ。皆さんも今日の満月味わってみてくださいね。

 

 

 

posted by masumi /子どもの話comment(4)

「横浜シュタイナー学園支援チャリティーコンサート」

 

0033.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像 人気ピアニスト・伊藤恵が紡ぐショパン、シューマン・・・珠玉のピアノ名曲集

トロイメライ、小犬のワルツ、幻想即興曲・・・世界中で愛される名曲を、繊細な表現で定評ある実力派ピアニスト・伊藤恵の名演で。夏休みの思い出にご家族揃ってお出かけください。音楽と教育についてのトークつき。聞き手:長井麻美(教師)、司会:宮崎ますみ(女優・エッセイスト)。収益金は全額、NPO法人横浜シュタイナー学園(横浜市緑区)の校舎移転のための資金として寄付されます。

夏休みのよき思い出に!皆さん是非、伊藤恵さんの素晴らしいピアノの音色に酔いしれてくださいませ。

お子様の教育に興味のある方もぜひお越しくださいませ。シュタイナー学園第一期生の担任でもあります長井麻美先生のお話は、目から鱗ものだと思います。真の豊かさ、教育とは何か・・・。21世紀を担う子供たちをどのように導いていけばいいのか、など、何かヒントをお持ち帰りいただけたら幸いです。宮崎は司会を務めさせていただきます。

http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006001P0050001P002029672P0030001P0006

チケットはこちらからお求めいただけます↑(*^。^*)↑

ヒプノウーマンセッションルームかでもご購入いただけます。

posted by masumi /子どもの話comment(0)

「やぶれたハート」

  a93Poolside.jpg先日仕事から帰宅すると、次男が玄関に突っ立っていた。どうやらお兄ちゃんと喧嘩をしたらしい。二人っきりだと当然年下の次男は不利な立場となる。それが悔しくて、ジャッジしてもらうために私を待ち構えていたというわけだ。

長男としては、「すぐにマミーに言いつける」と、これまたふてくされる。

母として平等に接しているつもりが、つい弱い者をかばってしまうところがある。

翌朝(週末)、長男は部活の早朝練習で朝5時半には家を出て行った。休みの日ぐらいゆっくり寝かせてほしい私は、前の日にハヤシライスを作って、ご飯を炊いて、テーブルにメモを置いて、翌朝はゆっくりお寝坊させてもらうことにした。

「光ちゃんへ、ハヤシライス作っておいたから、温めて食べていってね。マミーより((❤))

お約束通りお寝坊して目覚めた私は、テーブルの上に置いておいたメモの一部が、破られ丸められているのを発見!! なんだろう?と丸められた部分を広げてみると、ハートマークが❤!!ショック!!!

前の晩に弟をかばった私への反抗か?もしくは母の甘い愛情にうっと~しさを感じる年ごろか?ともかく帰宅後長男に問いただしてみた。

「どうして、マミーのハートをくちゃくちゃにしたのよ~!(:_;) 」

「は?知らないよ」

「・・・(も~しらばっくれるなんて) これ!!(とハートを見せる私)ぷんぷん!」

「知らないって・・・・??? アキトじゃないか?」

「えっ?!」

まったく予想だにしていなかった。そして自室にいた次男に今度は問いただしてみると。

(*^_^*)えへへ~~と笑った!

私がお兄ちゃんに優しくしてハートマークのメモを置いたことが気に入らなかったようだ。ひえ~(*_*;

 

けれど、その日夕飯時、お兄ちゃんは横浜球場へデーゲームを見に行ったので帰宅が遅くなると思い、次男と私は外出先で、「私たちは夕飯をすませて、お兄ちゃんにはお弁当でも買って帰ろうか~」という私の提案に次男は一言、「それじゃ、光ちゃんかわいそうだよ、家に帰って光ちゃん待ってから一緒に食べに行こうよ」と言うのだ。

喧嘩しても、互いを思いやる兄弟愛に、ちょっとほっとした。

 

*写真・次男を妊娠中ロスの自宅バックヤードプールサイドにて 

posted by masumi /子どもの話comment(4)

「啓示」

0138.jpgディナーを食べながら、長男が突然今朝見た夢のことを思い出してこんなことを言った。

「そうだ、オレ今朝、夢と目覚めの間で、はっきりとした声を聞いたんだけど、その意味が分かんない」

「ふ~ん、・・・どんな声?」

「自分の敵は自分の中にある・・・ってはっきり聞こえたんだけど」

「へえええ~すごいな~!それを聞いたとき、どんな気持ちがした?」

「いいね~と思った、けど意味分かんない」

そんな会話をして数時間後、私にとってのバイブル『ラスト・バリア』をおもむろに手にし、パッと開けたページにどんぴしゃりのことが書いてあった。

「・・・・新しい世界が実現するまでは、二つの対決があると言われている。第一の対決は、知る者と知りたくない者の対立であり、第二の対決は知る者と、これから知らなければならない者との間の対決である。・・・・・・・・自分の内を見なさい。この二つの対決はどちらも自分の中で起こるのではないかね?・・・・・・・・君の外側にあるようにみえるものは、本当は君の内側にあるのだ。外側にあるものは何もない。だから戦いはまず、自分自身の存在の中にあるのだ。・・・」

ここに書かれている意味は、帰依と献身と奉仕に対する教えなので、息子には難しすぎるだろうけれど、いつかそれに気づいてほしいと思う。

寝しなに再び長男がこんなことを聞いてきた。

「これから世界は、本当に平和になっていけるのかな~」

「どうだろうね~」

「50年前の日本人と比較しても、すごい進歩じゃん(精神性)。世界だって変わってる・・・う~ん・・・???」

その後は自問するように自分のベッドルームへと消えていった。

 

 

posted by masumi /子どもの話comment(5)

「信愛の絆」

R0017500.JPGNHK『プロフェッショナル仕事の流儀』に、私の主治医である聖路加国際病院乳腺外科部長の中村清吾先生が御出演されます。6月9日(火)夜10:00~http://www.nhk.or.jp/professional/schedule/index.htmlう~ん見なければ!!

R0017499.JPGのサムネール画像

次男の通う「横浜シュタイナー学園」http://yokohama-steiner.com/index.htmlのオープンデーが6月14日(日)にあります。シュタイナー教育に興味をお持ちの方は、ぜひお越しくださいませ。

先日、専科である中国語の先生のお誕生日を子どもたちが皆でお祝いしたそうである。担任の先生からの連絡帳に書かれたご報告を読んで、なんだか私はグッときた(@_@) 子供たちはそれぞれ先生に手作りのお誕生日カードをお渡ししたらしいのだが、その中で次男が先生宛てに書いた言葉が、

「今年もぼくを信じてください」 だった。

どこからそんな言葉が生まれたのだろう?

息子の言葉に先生との間で結ばれた「信頼」を感じた。信じることは愛に通じる。愛のあるところには無限の可能性が引き出される。子供の教育ってそうあるべきだと思う。その子らしさ、その子の素晴らしさ、その子の才能、その子の可能性、それを信頼してあげることこそが、その子を生かすのだと思う。

それは、ドクターと患者の間にも言えることではないだろうか。可能性を信頼できる患者とドクターには、必ず道は開けるものだと思う。

posted by masumi /乳がん,乳がんcomment(5)

「子どもの不安と祈り」

0123.jpgのサムネール画像長男が2泊3日長野での自然教室から帰ってきた。かわいそうに雨雨雨(~_~;)長男が留守の間、私と次男坊はリビングルームにお布団をひいて、合宿気分で一緒に寝た。というのも、ここのところ私の身体の調子が今一で、検査を繰り返していたものだから、次男は空気を察したのか、「マミーが死んだら、ボクどうすればいいの?」なんて聞いてきたりしていたので、それを安心させるために。検査の結果すべて問題なくクリア。なんのことはない、「もっと体力をつけなければ!」とはりきってゴールデンウィーク明けから腹筋やらダンベルやらをせっせとやっていた付けが回っただけであった。3年半前に手術&放射線した右乳房の下が痛くて痛くて。とうとう骨転移か?はたまた肝臓転移か?とドキッとしていたのだった。温存とはいえ、手術した乳房の内側は、切除した両サイドをグウィ~ンと引っ張って縫い合わされているわけである。しかも放射線治療によって斜め照射でかすめた部分(肋骨、肝臓、肺など)は何年経っても後遺症は残っているらしい。手術したことも放射線をあてた事もすっかり忘れてしまうほど、最近では元気に飛び回り、生きていることが嬉しくて仕方がない、ついでにいえば時間がもったいない、とばかりに忙しくしていたわけだ。

5月に入って、ブログ内レインボウコネクションの書き込みにも書いたように、「さて、ますみ、いいかい?私は動くぞ。なに心配することはない、私が動くのだから・・・」と、神様に言われた矢先の出来事であった。いつも思う、神様が「動くぞ」という時はだいたいロクなことはない(笑)。けれど、それを経験した後、その出来事を振り返ると、「なんて素晴らしい機会を与えられたのだろう!」と感心を通り過ぎて畏怖の念やら、なんやら、「あっぱれ神さま!!」と日の丸の旗を振りたくもなる。

今回の胸の痛みは、また私に様々なことに気づかされくれた。進化して行くべく必要な課題を与えてくださった。本当に神様のなさることに無駄など一つもなく、すべては大いなる救済ゆえに起こっている慈悲なのだ。「死」を超えた先に「生」がある。改めて、この与えられた命をすべて神に委ねることの難しさを知り、痛みを知り、喜びを知り・・・、「できるか?」と勇気を試され、覚悟を決めさせられた。

「すべては御心のままに」

話はそれたけんども・・・

リビングにひいたお布団の中で、私は次男に検査結果問題がなかったことを伝えた。「何も心配いらない、大丈夫よ」と言った。すると次男は、「祈りをしよう!」と言って、みつろうのキャンドルに火を灯し、目をつぶって祈りを始めた。「世界中の人が平和で幸せでありますように・・・」。そして私は、「家族皆がこうして健康で安泰で幸せに暮らせることに感謝いたします」と祈った。その後、なぜだか今日一日に起きた悲しい出来事を、彼はぼそぼそ語り出した。彼の悲しみは、「オイリュトミーでちょっと間違えたら、〇〇が笑ったの。ボク一生けん命にやっていたのに・・・」目には涙がにじんでいる。慰めてあげると彼の心は落ち着いた。それはまるで灯した火に悲しみが昇天していくようであった。彼も日々痛みを感じながら成長している・・・。

夏休みに企画している長野県飯綱高原「水輪」でのセミナー「母と子のヒプノセラピーセミナー」は、癌や様々な病気を抱え治療中、もしくは闘病後の女性(母)とそのお子様のための心のケアーを目的としています。お母さんの病は、子供に計り知れない不安感を抱かせています。その不安に正面から向き合って、大いなる母(無条件の愛を与えてくれるインナーマザー)に委ねていく、セミナーです。子供たちは自然の中でカブトムシを捕ったり、都会では味わえない様々な経験ができます。そしてお母さんたちは、子供が自然を堪能している時間にソマティックヒーリングを皆で行っていきます。自宅でできるイメージ療法を練習したり、病気を作ってしまった原因となったところへ退行して、それを改善する道を見つけていきます。インナーチャイルド、インナードクターとの対話も行います。ぜひ皆様ご参加くださいね。http://www.hypnowoman.jp/topics/2009/05/post_7.html

posted by masumi /子どもの話,子どもの話comment(9)

「GW一人旅」

0136.jpg次男は昨日、とうとう「オレ、一人で旅がしたい」と言い続けていた夢を果たした。といっても、新幹線のホームまで私が送って、新幹線を降りればおばあちゃんが迎えに来る、というレベルだけれども。名古屋へ大きなリュックを背負って出かけて行った。老体に鞭打つおばあちゃんに無理が来なければいいのだけれど、それだけが心配。

そもそも彼が旅がしたい!と言い出したのは、担任の先生が5年生の最後に贈ってくださった詩の影響だろうと思う。シュタイナー学園では、通常公立校などで渡される成績表とは大きく違い、それぞれの子供の~成長の記録~を、先生方が丁寧に手書きで書いてくださるのだ。もちろん他と比べた数字の評価ではない。それぞれの子供の成長を尊重しながら、その歩みを認め、称え、励まし、安心して成長していける力を与えてくださるものだ。

横浜シュタイナー学園http://yokohama-steiner.com/index.html

その中に、担任の先生が生徒一人一人に創ってくださる詩がある。今回次男が担任から贈っていただいた詩が、「旅人よ」というものだった。

*********************** 

旅人よ

独りで行く方がよい

ひとりで歩め

その道で 人はひとりでないことに気づくだろう

 

旅人よ

悪いことをするな

悪い心を持たず

ただひたすら前を見すえて

歩め

その道では

人は善なるものに照らされるだろう

 

旅人よ 

求めるものは少ない方がよい

必要なものだけを求めるならば

そこで必ず

神の恵みがあるだろう 

************************* 

上の写真は、5,6年生の性教育の一環で行われたオーガニックコットンで作った布ナプキン。もちろん息子のお手製である。女の子は自分用にそれを縫う。男の子はお母さんのためにそれを縫う。

私たちが生理を体験する年頃になった時、学校では男子と女子が別々に視聴覚室などに行き、何やらフィルムを見せられ、体の構造に関しての説明を受けた。男子も女子も、恥じらいをおチャラケに変えて、しっかり受けとめた記憶がない。

私の母親の世代などは、生理についても「汚いもの」という表現を使っていた。女性の生理的な現象を、汚いものとしていいものかどうか・・・。子を宿すために必要な神聖な現象に対して、もっと誠実に、もっと敬い、あつかっていいものだと思う。

女性の体を(女神の宮)、次世代の男性には畏敬の念を持っていただきたい、そんな風に私は思っている。

 

 

posted by masumi /子どもの話comment(5)


pagetop

最近の記事

最近のコメント

Copyright Hypno WomanContactlinkPrivacy Policy